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壱「っと……お嬢さま……ん……ん……」貴女からのキスを受け止めながら、壱はとろけそうなほどに甘い声をあげる。
気持ちよさに身を任せながらも、
壱「待って……ください……。
こんなに長くキスをしては……苦しくはありませんか」こんな時まで貴女の心配ばかりをして。
―――優しくて、心配性で、過保護な……私だけの、大好きな壱。
好きな気持ちがますます強くなり、貴女は一層深いキスを求めた。
壱「もっとしたい? ……あなたは大人ですね」少し笑いながら、壱は貴女に深く深く口づけをする。
彼に触られたくて手のひらを胸に導くと、
「どう触れたらいいのか、わかりませんが……」、
そんな風に照れる顔が可愛くて仕方がない。
優しく、ゆっくり、丁寧に、
彼は、貴女の胸をほぐしていく。
壱「こう、でしょうか。……いたく、ありませんか」壱の絶妙な力加減に、思わず声を漏らしてしまうと、
緊張していた瞳に穏やかな色がさした。
壱「……かわいい声。……これで、いいんですね」身体を触り、いたわりながらキスを続ける壱に、
自分も何かしてあげたい……そう思った貴女は、
おもむろに彼の腰に手を伸ばす。
壱「それはダメです。……お嬢さま、これ以上は……ん……」壱の言葉をキスでふさいで、忠告も聞かずに腰ひもをとく貴女。
壱「……ああ……貴女は、……本当に、……ずるい。
ダメです……そんなふうに、触れないで……ん……あ……」----------------------------------------------
使用人と主の関係を踏み越えた秘密の戯れが
今後どのように発展していくのか……。
どうぞ、引き続きお楽しみに……。
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